「るふれ宮城野」では、近隣の施設をお借りして、フットサルやトランポリンの時間をそれぞれ週1回設けています。ふだんの生活の中でも、バランスボールやダンスなどの運動を取り入れ、子どもたちが体の使い方を意識できるよう働きかけています。
近年の研究で、運動は、体だけでなく心にも働きかけることが分かっています。体を動かすと、運動中はドーパミン（興奮物質）が、運動後はセロトニン（幸福物質）が出て、「もっとやりたい」「楽しい」というポジティブな気持ちがわいてきます。私たちが取り組む「運動養育」では、フットサルなどの競技の技術を向上させることを目的にするわけではありません。運動を普段の生活に取り入れることで、物ごとに前向きに取り組めるようになり、自立した生活をおくれるようにすることが、大きな目標です。
毎日の遊びやトレーニング、練習試合などを通して、チームワークやコミュニケーション能力、前向きに取り組む力などを育んでいきたいと考えております。